貧乏サラリーマンの雑記ブログ

沖縄在住の貧乏サラリーマンが小金持ちを目指しながら自らの資産運用、不動産情報、沖縄おもしろ情報を発信しているブログです。

【実際にあった事故物件】不動産業者が経験した怖い事故物件の話

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どうも

貧乏サラリーマンのチップです。

 

映画で「事故物件 恐い間取り」やっていますね~

観てみたいです!!

 

今回は不動産業に従事している私が実際に見たことがある「事故物件」をいくつか紹介していきたいと思います!

 

あっ!見たと言っても直接、何かを発見したとかではなく過去に事故があった物件になりますのでご安心ください。

 

 

 

 

売主死亡の中古マンション

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那覇市によくある大京系の中古マンション

 

水面下で私に買取しませんか?と仲介業者より紹介がありました。

 

売却経緯など確認すると「売主死亡」で管理費等が未納となり、管理組合から訴えられてしまい裁判所経由での売却。

 

売主は死亡しているので代理で相続財産管理人として弁護士が関わっていました。

 

登記簿謄本(登記事項証明書)を確認すると20年前に死亡となっている。

登記事項証明書 - Wikipedia

 

ここまではよくある話なのだが、管理費等の未納は5年前から始まっている。

おかしくないですか?

 

亡くなったのは20年前、未納が始まったのが5年前。

相続人はいない・・・

 

誰が15年間も管理費等を払っていたの?

近隣の部屋の方をピンポンして状況を確認しましたが、誰か住んでいたのは間違いないが誰なのかは不明

 

近隣に確認している最中に売主は部屋で亡くなったという事実が判明しました。

事件や事故?自殺?孤独死なのかは誰も分からない

 

結局誰が住んでいたのか、亡くなった原因は不明のまま買取し無事に売却が完了しました。

 

もちろん買主へはありのままの状況を説明し、納得してくれての契約となりました。

 

一体誰が住んでいたのでしょうか。

気になります。

 

余談ですが売却にあたりリフォームしたりするので、いろいろな人が出入りするわけですが誰一人違和感を感じる人はいませんでした。

 

ジャングルになった戸建て

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たまにあるシリーズ

戸建てが空き家となり放置することでジャングルに変貌する

 

こちらも水面下で紹介あって物件チェックへ

空き家ということもあり鍵借りて1人で物件へGO!

 

駐車場は木や草が生い茂り、外観もツタや木々が取り囲んでいる。

誰が見ても普通の家ではない。

 

玄関まで辿り着くのも一苦労

やっとの思いで室内へ、木々に覆われて日光が入らなく昼にも関わらず暗い。

 

そして夏にしては何故か「ひんやり」している室内。

チェックしていると、あちらこちらにある謎のシミと気になる臭い

 

時間にして1時間ほど滞在していたかな。

 

うまく表現できないけど、感じたのは

この物件は何か嫌だなぁ~!

 

後日判明したが「所有者が孤独死しており発見まで数日かかっていた」

あのシミはもしかして・・

 

売主が高く売りたいが為に隠していたらしい。

 

最終的にこの物件は別の不動産業者が買取し、綺麗になって新しい所有者が決まりました。

 

一部屋だけ綺麗な住宅

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これは事前に事故があったと分かっていた物件

ただ内容や場所などは聞いてなかった

 

査定のために物件訪問

小綺麗にしている奥様がお出迎え

 

通常通り室内をいろいろ拝見させていただく。

まあ築年相応のよくある物件

 

ある部屋に立ち入った時にビックリ!?

この部屋だけ新築みたいに綺麗!

 

聞かなくても、「旦那さんはここで」と分かりました。

 

売却する為には細かく内容を聞き取りしないといけないので確認しましたが、首吊りだったそうです。

 

この住宅は相場より安かったのにも関わらず、売却が決まるまでかなりの時間がかかってしまいました。

 

一部屋だと綺麗だと逆に「事故物件」というのを印象付けるのかもしれませんね。

 

ベストオブ事故物件

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私が今まで経験した事故物件で一番怖かった内容

 

いつもの様に水面下で紹介あり

 

私が住んでいる近所ということもあり居住用にどうですか?とお声がけ。

 

物件の概要だけ聞くとめちゃくちゃお得な物件

イメージとしては相場4,000万だったら2,000万で売るよという価格設定

 

事故物件にあまり抵抗がない私なので一瞬、本気で買おうかなと考えました。

 

が事故物件の理由を聞くと

これアカンやつだ!
無理無理無理!

 

その物件には「夫婦2人」で住んでいたようです。

 

何らかの理由で奥様が首つりで亡くなる、旦那が発見。

ここまではよくある話

 

残された旦那さんは、落ち込みながらもそのまま住宅に住んでいた。

周囲の人いわく、少しずつ元気もでてきていたようです。

 

そんな頑張っていた旦那さんが前触れなく「奥様と同じ場所で同じ方法」で自殺しているのが発見されたようです。。

 

なんて寂しい結末なんでしょうか。

 

旦那さんが何を考えて逝ってしまったのか謎のままです。

 

この物件がどうなったかというと

 

ある不動産会社の社長が個人名義で購入して民泊物件として運用

⇒民泊物件として投資家が購入

⇒コロナで民泊が厳しくなったので投資家が4,000万で販売活動

⇒最近まであった広告が消えているので誰かが買ったと思う

 

広告をチェックしてみましたが「告知事項あり」という表記がなかったので買った方は何も説明を受けていない可能性も考えられます。怖い

 

事故物件まとめ

事故物件というと数少ないと思われていますが、意外と多くありますよ。

 

特に所有者が何回か変わっている物件は要注意です!

悪意がなく事故物件というのが分からないまま取引されることもあります。

 

私が販売したことがある物件の話です

販売した後たまたま以前所有していた方と知り合うことがありました。

 

そこで売却理由を聞いてみると

「事故物件を安く買って売って儲かった」ということでした。

 

もちろんその方は事故物件としてきちんと販売していましたが、私たちが購入する時に前所有者が事故内容を伝えないまま売っていたのです。

 

単なる忘れか、意図的なのかは今となっては分かりません。

 

私が体験した事故物件のお話でした。

中古住宅を購入される場合は注意しましょう!!

 

www.small-richman.com

 

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