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うちなーんちゅのチップです。
私が住むここ沖縄には「ユタ」というシャーマンに似た方々が存在している。
沖縄は先祖を大切にする文化が根強く、根拠もなく「ユタ」を絶対的なものとして信仰している人もまだ多い。
本土でいう「占い師・シャーマン・イタコ」と同じ存在だと思ってくれたら分かりやすい。
今回は沖縄のユタのお話です。
そもそもユタとは?
沖縄本島を中心に南西諸島で活躍する民間巫女。同じ部類に宮古島の〈カンカカリヤ〉,八重山群島の〈ムヌチ〉〈ニガイビ〉などがあり,〈トキユタ〉ともいわれる。
語源は明らかでないが,よくしゃべることを〈ユタ口〉とか〈ユタユン〉ということから,神ダーリ(神がかり)にはいり,あらぬことをしきりに口走る様相をいい表したともいわれる。ウラル・アルタイ地方のシャーマンのユタカンに由来するとの説もある。
ユタは神ダーリの巫病にかかり巫家を歴訪し,ウタキ(御嶽),グスク(城)などの聖地を巡って捜神の遍歴をつづけるうちに巫神の憑依をうけて成巫となる。
世界大百科事典 第2版より引用
うーん、いまいちよく分からないが、個人的な感覚としては「占いや風水等をまとめて引き受ける存在」だと思ってます。
どこにユタがいるのか
これが不思議なことに、身内にユタを探していると言えば「どこからともなく現れてきます」
誰かの紹介だったり、直接の知り合いだったり。
たいていユタが本職ではなく、たまにやっているぐらいの人が多いです。
有名なユタは検索すればでてきます。
ユタはこういう時に利用する
ユタは様々な場面に現れます。
交通事故をおこしてビックリした時
⇒後日、事故現場にいって「まぶいぐみ」をしてもらう。
まぶいぐみとは「落としてしまった魂を元に戻すこと」です。
このケースは大抵、先祖が守ってくれたと言われます。
他には家を購入するときなど
⇒ユタに「この家を買いたいけど、どう?」と聞いたりします。
この場合、経験から99%辞めとけって言われます。
問題ないといって、不幸な出来事が重なってしまうと「ユタ」の評判が下がるからだ。
沖縄の不動産屋では「ユタ」がでてきた時点で、契約を諦める。
信じていいのか
この辺に関しては個人の価値観になるので何ともいえないです。
あくまで個人的な意見としては「あまり相手にしたくない」と思っています。
私は「自分の未来は、自分でつくる」って感覚なので。
まぁ一概に全てがダメとは言えませんが、「ユタとして発信する言葉には責任をもってほしい」とは強く思います。
沖縄県民にはユタ文化は根強く、あっちこっちにユタが存在します。
結構有名な方がYouTubeにあったのでリンク
まとめ
宗教と一緒で人それぞれ。
否定してもいいし、肯定してもいい。
自分の考えをしっかり持つことが大切だと思います。
沖縄には「ユタ」という文化がありますよという記事でした。
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