どうも
貧乏サラリーマンのチップです。
出世したいのなら、実績なんかどうでもいい「人たらし」になれ!!
私が社会人となり、もうすぐ20年が経過しようとしています。
いくつかの会社を渡り歩いてきましたが、出世していく人に共通していること。
実績ではなく「人たらし」ということです!
成功者の秘訣
数年前に一部上場企業の役員だったと方と何度か会食する機会がありました。
沖縄では公務員以上に安定しており就職ランキングでは毎回上位の会社です。
その方は最終的に社長までは昇り詰めることができませんでしたが、その一歩手前までいきました。
その方から出世できた秘訣を教えていただいたので、いくつか紹介します。
仕事はしなくても良い タクシーを確保せよ!!
もう定年したこともあり、ざっくばらんにいろいろなことを教えていただきました。
「自分が出世できた理由は、タクシーをすぐに手配できたから」
??よく分かりませんよね。
よくよく話を聞いてみると、バブル時代はタクシーを捕まえるのも本当に大変だったようで、飲み会の帰りに上司がすぐ帰れるように手配することに長けていたそうです。
普通ではタクシー確保できない時代にどうやっていたかと聞くと、「運転手に自己資金でチップを上げていたので手配すると優先し来てくれた!」らしい。
それだけは他の誰にも絶対に負けないで、時間も計算しお店をでる頃にはタクシーが目の前に待機している状況を毎回作り出していたそうです。
凄くないですか?
それをやったからといって出世できると限らないし、ましては自己資金をだしてまで....
でも上司の立場からすると、「こいつ気遣いできるな」と思って可愛がってしまいますよね。仕事ができる、できないは別として。
人と同じことをしても印象に残りませんが、変わった方法で気遣いをすると些細なことでも覚えてくれますよね。
誰よりも早く出勤するのを徹底
同じ方のお話で、もうひとつ印象的だったことがあります。
「誰よりも早く出勤する」
飲み会等で、どんなに前日が遅くなっても「必ず一番に出勤するのを徹底」していたそうです。部下よりも早く。
目的は「単なるやる気アピールのため」
早く出勤して何をしていたかというと「寝てた」そうです。
そして誰かが出勤する頃に起き、仕事をしているふりをする。
社内営業できない人が、外で営業できるわけがない
同じ方の何故か納得できる名言。
もう言い訳なんかできないほどのお言葉です。
結局は「人が人を評価する」
各企業とも人事評価制度はあるかと思います。
どんなに優れたシステムを導入したとしても「最終的に人が人を評価する」というのは共通している部分です。
判断に悩んでしまった場合、あなたが上司であれば誰を昇進させますか。
A成績はまあまあだが、それだけで人として何も感じない。
B成績はまあまあだが、朝早く出社しやる気があるし気も利く
※仕事上での成績は同程度とします。
誰が選んでもBになりすよね?
ましてや、営業成績に左右されない職種の場合は。
人たらしが出世するのは当然
会社員で出世したいので、仕事で結果を残すより「人たらし」になったほうが早いです!
悪い言い方になると「ごますり」「上司のご機嫌取り」となります。
誰だって昇進させてしまい自分のライバルになる人より、自分の言うことを素直に聞く人を昇進させたほうが自分自身も安泰ですからね。
これが人たらしの条件
- 同僚や部下の目は気にしない
- ポジティブ表現がうまい
- 断言する(できるかどうか分からないといった曖昧な表現を使わない)
- 上司がチェックするポイントをおさえている(それ以外の項目は適当)
- 酒の席が上手
- 口がうまい
- 声が大きい
人たらしは悪いことなのか
サラリーマンである以上、出世しないことには生き残ることができません。
ましてや昇給も見込めません。
お金を稼ぐ為に働いているので「たくさんのお金をもらいたい」と思うのは当然。
同僚は仲間とはいえ、ライバル。役職者の椅子は少ない。
割り切って「人たらし」を徹底し昇進を狙う!
全然悪いことでもないし、サラリーマンとして出世したいのは当たり前。
出世する為の戦略として「人たらし」になるのはあり!
また上司を味方につけたほうが、仕事は遥かにやりやすい。
まとめ
人たらしという表現だと印象が悪くなってしまいますが、出世する為に「上司に自分をアピール」することは非常に重要です。
別の言い方をすると「人心掌握術」が上手。
縁の下の力持ちでいい人、と呼ばれる人はどこにでもいます。
そういう人は重宝されますが、責任者としては力不足と判断され出世はできません。
持論になってしまいますが、出世したいのであれば「小さなプライドなんか捨てて人たらし」になれ!
それこそがサラリーマンとして生き残る道。
応援よろしくお願いします!