こんにちは、チップです。
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無事に信用できる不動産会社を探し出した後の作業といえば、販売価格を決めることになります。誰しも1円でも高く売りたいと思うのが当然ですし、その逆で買う人は1円でも良い物件を安く買いたいと思います。その交渉を担うのが任せた不動産会社になります。
今回は販売価格を決めるための査定のポイントをお伝えします!
業者選びのポイントはこちらを参考にしてください。
査定時に伝えるべきこと
建物のマイナスポイントしっかり伝える
取引後に物件を購入された方とトラブルにならないように、設備関係の不具合、建物の悪い箇所をしっかり伝えましょう。
価格に影響することといえば雨漏り、シロアリ被害等がありますので事前にしっかり修理等をしていたほうが高く売りやすく、価格交渉においても有利にすすめることができます。
居住している人しか分からない情報
業者は不動産のプロではありますが、販売価格を決める情報は近隣の土地値や似たような物件の成約事例を基準に決めていきます。そこに販売する物件のメリット、デメリットを加味し微調整をおこない販売価格を決めていきます。
そこでプラスになる材料をしっかりと伝えましょう!例えば自治会が無料で道路の草刈りを行うとか隣近所の人柄とか、どんな細かい情報でも構わないです。購入を検討している方は物件情報も勿論ですが、引っ越しされた後に安心して暮らせる環境が整っていることが事前に分かると分からないでは大きな違いになります。
近隣の成約情報の資料を確認する
よっぽど特殊なエリアでない限り、近隣で似たような物件の成約情報を不動産会社は把握しております。その資料を必ず5件は確認しましょう。
その中で高く売れた物件、なぜか安く売れた物件があると思いますので、その理由も任せた業者に確認することが大事です。
査定時に伝えてはいけないポイント
全部を馬鹿正直に話さない
どういうことかと言うと、任せた業者との間で最低いくらだったら売るということは曖昧にしておきましょう。
例えば1500万販売開始予定で、最低ラインが1000万であれば売ってもいいと最初で伝えてしまうと担当者によっては早く成約させたい気持ちが先行し、買主に「1000万であれば売主応じますよ」と伝える営業マンもいます。値引き前提の交渉になってしまいますので応じるラインは濁しておきましょう。
住宅ローン残高は多めで伝える
住宅ローン残高を業者は必ず聞いてくると思いますが、多少多めで伝えておきましょう。先ほど同様、住宅ローンが返済できる価格であれば成約できると営業マンは思いますので、勝手に売主の最低ラインを作ってしまいます。
売り切りたい時期を伝えない
転勤等の都合で「必ず〇〇月までには売らないと困る」といった弱点は隠しておきましょう。逆に空き家になったほうが売りやすいので、引っ越しするまでに売らないといけないということはありません。遠隔地にいようが物件を売ることは全然問題ありません。多少余裕を見せることで業者も買主に対して安易に値引きできるような交渉は控えてくれるでしょう。
まとめ
家を売る・買うといったことは全て交渉になります。交渉といっても間に仲介である不動産会社がいますので、その不動産会社とも交渉が必要になります。成約したいが為に買主から要求されてない要望を売主に伝えてきたりと言ったこは日常茶飯事です。
伝えるべきポイントはしっかり事前に伝え、譲れないことも明確に意思表示しておくことが大切です。逆に買主に有利に働くようなポイントは濁し交渉を有利にし少しでも高く売れるような努力をしましょう。
しっかり理解しないといけないことは、不動産会社にとって売買価格はいくらでもいいということです。契約を成立させないことには報酬が入ってこないので、少しでも早く成立させようと駆け引きをおこなってきますので、相手の心情を理解しないと安く売ることになる可能性もあります。