どうも
貧乏サラリーマンのチップです。
ここ沖縄は全国と比較しても「低い給料」で苦しんでいます。
地元新聞である沖縄タイムスに衝撃的な保育士の賃金に関する記事がありましたので、ご紹介したいと思います。
その記事はYahooニュースにも取り上げられており、ネット上では話題になっているようです。
7年目の保育士は手取り12万円
本当に衝撃的な記事でした。
ぜひご覧ください。
〈沖縄の保育士のリアルな給料 自分は保育経験トータルで7年目12万6千354円(笑)〉。6月、県内の認可保育園で正職員として働く女性保育士のツイートがインターネットで話題を呼んだ。公開された給与明細の写真には月の総支給額17万1500円と、税金や給食費、駐車代などを引かれた手取り月12万6354円の数字が映る。県内で深刻さを増す保育士不足。その背景を追った。
◆タブーな質問
〈生活できません!給料あげてよ〉〈#保育士辞めたい #私定時で帰ります #仕事辞めたい〉
女性保育士のツイートには、県内保育士から多くの同調の声が寄せられた。
「彼女一人の問題じゃない。生涯の仕事として、保育士を続けづらい環境があると思う」。ツイートに対し危機感を口にするのは、沖縄市内の認可園で働く男性保育士の通称みっちーせんせい(24)=本名非公表=だ。
ツイッターを中心に県内外で保育士仲間の輪を広げ、ツイートした女性を含めて悩みを抱える保育士の相談に乗っている。7月にはツイッターでアンケートも実施した。
〈この質問はタブーだと思いますが、10月の幼児教育・保育の無償化に掛かるお金の使い道はどれが優先だと考える?〉
集まった4310票のうち「保育士の処遇改善」を選んだのは79%。「無償化」8%や「保育施設増設」10%を大きく上回った。
タブーと前置きしたのは、預かる子どもたちのことを最優先に考える保育士が「無償化より自分の給料を上げて」と言いづらいだろうと考えたから。それでも今、保育に携わる当事者が声を上げる必要性を強く感じている。
◆専門性の高さ伝わらず
〈保育士辛かったら辞めていい。俺も1回保育士辞めてる。俺は俺みたいな人をもう見たくない。だから保育にまた戻ってきた〉。勤務する認可園の応援を受け活動するみっちーせんせい(24)の発言の場はツイッターだ。保育士5年目。別の園を1度辞めた経験も踏まえ、思いを等身大の言葉でつづる。
「子どもの命を預かり、成長を促す専門性の高さが社会に伝わっていないと感じる」。国基準に基づく保育士の給与等級では、勤続35年目でも手取りは月20万円を少し上回る額にとどまることも。仕事を続けながら子育てする未来は想像し難いと感じている。
保育士の仕事はきつい。シフト制の9時間勤務で、1時間の休憩を園児の昼寝時間に充てる園も少なくない。翌日の保育準備を自宅に持ち帰る先輩の姿も多数見てきた。
しかし周囲を見渡すと手取りが月15万円を下回る保育士は多い。一方で専門学校などで保育士の資格取得に要する費用は約250万円に上り、就職後、生活費捻出や奨学金返済に苦しむ若手保育士も目立つ。
◆仕事を誇れる業界に
こうした賃金面の問題に加えて、離職率が高く結婚や出産を機に戻らない人も多いため、新人とベテランをつなぐ中間層が少なく若手が孤立しがちだ。「多くの若手保育士は低い待遇を知った上で保育の道を選ぶ人もいる。でも、それほどの覚悟を折る業界の課題もある」
みっちーせんせいが改革の第一歩に描くのは、若手が気軽に集まり労働環境や現場の課題について情報交換する「保育士カフェ」をつくること。「保育士が仕事を誇れるような業界に変えたい。子どもたちの個性を育てる保育士は、本来はすごく楽しい仕事」
当事者が動かなければ状況は変わらないと考え、仲間を募る。ツイッターは「みっちーせんせい」で検索。
※沖縄タイムスより引用
7年間働いているにも関わらず
月の総支給額は17万1500円で手取り12万6354円
とてもじゃないですが独身でも生活困難なレベルです。
なぜ辞めないのだろうか
少子化なので保育士の待遇改善は全国的に騒がれており、国の政策としても重要なことだと私も思います。
今回は声を上げた方は、勇気をもって意見したのだと思う。
私も保育園にはお世話になったので感謝しています。
人によって意見は様々だと思いますが、個人的には「給料に納得できない」のであれば転職すればいいのでは?と単純に思ってます。
この考えには否定的な意見もあると思いますが、個人的見解です。
7年も勤めており今さら?
1年目で予想できたことでは?
自分の生活や家族は自分で守るしかないです。誰も助けてくれません。
私であれば恐らく1カ月もしないで辞めていってます。
どうしても「保育士」という仕事が好きで続けたいのであれば、続けながら満足いく給料を得られる方法を考えるしかありません。
副業でもいいですよね。
私の知っている男性保育士は、お金もなく人脈もない状態から努力して「保育園を自分の力で開園」しました。
ただ7年勤めても給料これだけだよって文句言っても何も変わりません。
私が自己責任と言いたい理由は下記を読んでもらえると分かります。
沖縄では珍しくない給料額
今回は「保育士」に焦点が当たっておりますが、沖縄では「当たり前の給料」です。
つい最近でこそ沖縄でも人手不足が騒がれはじめ、少しずつ給料や時給も上がっておりますが、沖縄では手取り15万以下の正社員が大半を占めています!
この保育士が就職した7年前であれば総支給額20万前後の求人が当たり前の時代。
地元企業に就職すると一部の方を除き年収300万以下が当然!
本土企業も沖縄では「現地法人」を立ち上げ、賃金を抑える為に敢えて沖縄水準に合わせることも頻繁におこなわれております。
補助金の問題もありますが...
有名な企業も「沖縄」だけは現地法人を立ち上げる理由のひとつです。
▼沖縄で有名な求人サイト
問題は沖縄の県民性
沖縄が貧しい一番の原因は「沖縄の県民性」だと思っています。
- 向上心がない
- 出世欲がない
- 今が良ければいい精神
- 怒ることをしない
経営者からすると低賃金で文句も言わない、これほど好条件の労働者っていませんよね。
代償として仕事の質がイマイチ、結果に拘らないといってことがあります。
自分の価値を上げていかないと搾取されて当然です。
会社に満足しなければ賃金アップの交渉するか、さっさと辞めればいいのです!
私の場合は会社が変わる姿勢がなければ転職する派です。
そうしないと家族に苦労をかけてしまいますからね。
沖縄で生活するのは大変
今回のニュースで保育士だけが給料低いと思われておりますが、沖縄に限っていえば他の業種でも同じように悩んでいる方は多いと思います!
保育士の給料だけが注目されておりますが、抜本的な沖縄の問題にも気づいてほしいなと思っている地元民です。
物価は高く、低賃金の沖縄、好条件の仕事も少ない沖縄で生きていくのは大変です。
私はそれでも「沖縄」で暮らしていくことを選択しています。
皆さんは今回の保育士問題どのように考えられますでしょうか?
▼沖縄の離婚率が高いのも同じような理由
応援よろしくお願いします!